人生に疲れたなら、ラオスのバンビエンへ行ってみると良い
毎日会社に通勤しては上司に怒られ、お客には頭を下げる。
そんな日々を繰り返す人生に、身も心も疲れ果てストレスは常態化していく。
「将来の糧になるから」とか「今は耐え時だから」などと周りに言われながら頑張り、たった一回の人生なのに合理化するように自分の気持ちを騙して働き続ける。
人によっては、家族関係、友人関係、恋愛、金銭面、健康、勉強などなど、人生の疲れの原因は様々であるが、周りを見ているとみな窮屈に生きているように感じる事がしばしばある。
そんな疲れを生むのは全て今自分がいる環境に起因する。
だからこそ、疲れた人生から解放されるには環境を変えるのが一番だ。
少し環境を変えてみるなら旅に出てみれば良い。
これまでに10ヵ国以上旅をしてきたが、ふと海外へ旅に出ると気持ちが一気に解放される。
私にとって疲れた人生から解放してくれる最たる街はラオスのバンビエンである。
バンビエンはバックパッカーには有名な街であるが、一般の日本人にはあまり知られていない。
バンビエンへ行くと穏やかな時間や人々の優しさに触れ、窮屈な日本の生活との違いに驚く。
そんな、人生に疲れた時におすすめな旅先であるバンビエンについて紹介する。
バンビエンってどんなところ?
バンビエンは東南アジア、ラオスのヴィエンチャン県にある静かで小さな街である。
首都ビエンチャンからはバスで3時間半~4時間程度で行くことが出来る。
こじんまりとした街並みは徒歩で十分歩き回れるほどだ。
街の近くにはナムソン川が流れており、カヤッキングや浮き輪で川下りをするチュービングがアクティビティとして人気だ。
川の対岸を眺めるとまるでドラゴンボールの世界に出てきそうな山々が美しい。
街の人々は穏やかで優しく、挨拶をすれば笑顔で返してくれる。
田舎らしい砂利道を歩いていると牛飼いとすれ違ったり、小さな学校を見つけたり、
時間の流れがゆっくりで、のどかな街の雰囲気を感じる。
バンビエンはカフェに行っても店員はなんだか適当な対応をしている(いい意味で)
仕事中にスマホをいじっていたり、仕事に疲れたら空いてる席でごろ寝をしたり、割と自由に働いている。
日本であればクレームものだろうが、ここでは客も店員も誰も注意する人はいない。
バンビエンにいるといらっとする気持ちを忘れてしまうようだ。
バンビエンにいると疲れた人生に安らぎを与えてくれる。
ラオスがフランスの植民地だったこともあり、バンビエンでは至るところでフランスパンのサンドイッチが売られている。
現地でこのフランスパンのサンドイッチは「カオチー」と呼ばれ、1個150円程度で食べられる。
具材もいろいろあり、チキンやチーズにパクチーを挟んだものもなど、フランスとラオスの合作といった感じでおいしい。
最近はバンビエンも観光客が増えつつあるが、それでも人生に疲れたと感じた時にバンビエンを訪れると穏やかな気持ちにしてくれる。
人生に疲れたなら環境を変えてみよう
人生に疲れたらなら旅に出てみることをおすすめする。
また、運動についてもお勧めであるが、そちらについては下記記事をご覧頂きたい。
⇒『運動でストレス発散したい人はなぜジョギングを選ぶのか?』
私はエネルギーを得たい時はエネルギッシュな国に行くし、リラックスしたい時はバンビエンのように静かな街に行ってみる。
今回はバンビエンについて紹介したが、必ずしもバンビエンでなくても良い。
大事なのは疲れた人生から「環境を変えた場に身を置くこと」であり、それぞれにとっての「バンビエン」を見つければ良いのである。
環境を変えると言っても、すぐに仕事をやめるとか、人間関係を変えるとかはエネルギーも使うし大変な事だと思う。
しかし、ふらっと旅に出るだけなら誰でも気軽に出来るし、簡単に今いる環境から離れてみることが出来る。
まずは今いる場から少しの期間でも離れてみて、疲れた人生から「解放された時間を作ってみること」をお勧めする。
旅に出れば、疲れた人生から解放されるきっかけを得られるかもしれない。
生きていれば人生に疲れたと感じる事は度々ある。
しかし、たまに環境を変えた場に身を置くことで身も心も回復することだろう。
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