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ウラジオストク観光のすべて!
近年、日本人の海外旅行先として人気上昇中の観光地、ロシア沿岸部の都市ウラジオストク。
ウラジオストクは東京から飛行機で2時間半程度で行けるにも関わらず、ヨーロッパのような街並みや文化を観光で楽しむ事が出来ます。
しかし、ウラジオストクが観光で行きやすくなったのは近年の話であり、まだまだガイドブックやネットの情報も乏しいのが現状です。
そこで、この記事ではウラジオストク観光で役立つ情報をまとめていきます。
※随時ウラジオストク観光に関する情報を追加・更新していきます。
みなさんのウラジオストク観光をより楽しく快適なものにするため、ぜひ活用して頂けたらと思います。
ウラジオストクのおすすめ観光スポット
まずはウラジオストクにどんな観光スポットがあるのか、ご紹介していきます。
旅を計画するなら行きたいと思う観光スポットへ行くのが一番です!
ウラジオストクはヨーロッパの雰囲気を感じられる魅力的な観光スポットが満載です!
鷲の巣展望台
ウラジオストクに観光へ来たらほとんどの方が行くと思われる定番観光スポットです。
観光でウラジオストクの美しい眺めを楽しみたい方におすすめですね。
ウラジオストクの街並みを一望出来ることで人気な鷲の巣展望台は、ウラジオストクで最も標高が高い場所にあります。
と、言っても標高はわずか192m。
それにも関わらず鷲の巣展望台の眺めが良いのは、ウラジオストクには高層ビルやタワーがなく、192mの標高でも十分街並みを見渡すことが出来るからです。
街の中心部からは徒歩で20分ほどなので、観光客も気軽に訪れることが出来ます。
とはいえ、鷲の巣展望台へのおすすめな行き方はケーブルカーです。
ウラジオストクの街中から鷲の巣展望台まではケーブルカーが通っており、景色を楽しみながら展望台へ向かえます。
ケーブルカーは赤と青のレトロなデザインがかわいらしい車体です。
乗り場はプーシキン劇場の隣にあり、乗車時間はわずか2分。
1962年に完成したケーブルカーは以来50年以上ウラジオストクを走り続けています。
鷲の巣展望台から見る景色は、港やおしゃれな金角湾大橋を見下ろすことが出来るだけでなく、夕方になればライトアップされ、夕闇の空と相まって景観はより美しくなります。
街並みはウラジオストク駅や国際フェリーのターミナルを見下ろすことが出来るほか、目を延ばせば遠くルースキー島まで見渡せます。
また、鷲の巣展望台は美しい景観を楽しむ観光だけではなく、ロシアの新婚カップルの記念撮影スポットとしても有名です。
ウラジオストクの鷲の巣展望台に訪れたカップルたちは、恋人通しで繋げば幸せになれるという手すりに南京錠をつけていくようです。
南京錠を結ぶだけで幸せになれるなら安いもんですね。
南京錠の数を見ていただければ分かる通り多くのカップルがウラジオストクの鷲の巣展望台を訪れます。
カップルで鷲の巣展望台を訪れた際は、記念に南京錠を付ければウラジオストク観光の良い思い出になるかもしれませんね。
アドミラーラ・フォーキナ通り
おしゃれな街並みを楽しみたい方に絶対おすすめな観光スポット、
それがウラジオストクの観光メインストリート「アドミラーラ・フォーキナ通り」です!
アドミラーラ・フォーキナ通りにはロシア料理店やロシア風クレープのブリヌィ専門店、カフェにブックストア、ロシアブランドのコスメなどが買えるドラッグストアなどが立ち並び、街並みはまさにヨーロッパ。
ウラジオストクに来たら何度でも足を運びたくなるストリートですね。
アドミラーラ・フォーキナ通りは別名「噴水通り」と呼ばれています。
その名の通り、アドミラーラ・フォーキナ通りには噴水や綺麗な花壇が並び、歩行者天国になっています。
夏は通りの噴水が涼しげで気持ちよく散歩出来ますよ。
また、アドミラーラ・フォーキナ通りの先にはビーチが臨み、沈む夕日はロマンチックな空間へ変わります。
時間帯を変えて散歩してみるとまた違った雰囲気を楽しめますね。
夜ならバーでお酒を飲みたいところ。
近くにはウラジオストク出身の人気ロックバンド、ムミートローリが運営しているミュージックバーがあります。
週末には地元のバンドがライブをしており、音楽を聴きながらお酒を楽しめますよ。
日本からとっても近いのに、こんな素敵なヨーロッパ風の街並みが楽しめるなら、一度行ってみたいと思いませんか?
マリインスキー沿海州劇場
日本からウラジオストクに観光に行く方は、ヨーロッパに行ってみたいが長期や高額な旅費は難しいという方がウラジオストクを選ばれるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、世界三大バレエ団に数えられる「マリインスキー・バレエ」です。
日本から直行便で2時間半という近さにも関わらず世界最高峰のバレエを鑑賞できるなんて、日本人は恵まれています!
大ホール内はクラシカルな雰囲気で気分も盛り上がります。
また、小ホールでは子供でも楽しみ安いシンデレラや白鳥の湖といった演目を上演しています。
チケットは当日券を買う事も出来ますが、WEBサイトで事前に予約することをおすすめします。
せっかくウラジオストクに行かれるのであれば、ぜひ本場の本格的なバレエを楽しんでみて下さい。
潜水艦C-56博物館
現在は平和な港町ですが、ソビエト時代は軍事都市として機能していたウラジオストク。
軍事都市としての名残を体感できるのが「潜水艦C-56博物館」です。
実際に使われていた潜水艦が博物館になっており、内部を見学することが出来ます。
プリモルスキー水族館
ルースキー島にあるプリモルスキー水族館は、市内中心部からバスで1時間程度で行くことが出来ます。
2016年に完成したプリモルスキー水族館は新たな観光スポットとして人気を集めています。
新しいので館内はとても綺麗です。
広いロシアの中でも最大級として有名なプリモルスキー水族館は、到着するとその規模のでかさに圧倒されます。
世界一水深が深い湖として有名なバイカル湖や日本海の水中生物を見られることはもちろん、
館内や敷地内にはインスタ映えするオブジェが沢山あります。
入場券は水族館のみで購入することが出来ます。
※オンライン予約は出来ません。
入場料は大人が1,000RUB、7歳未満の子供は無料です。(IDの提示は必要)
ウラジオストクへの行き方
日本からウラジオストクへ行く方法は飛行機と船があります。
ウラジオストクへ飛行機で行くなら、東京もしくは大阪から直行便が出ており、2020年の春からはANA・JALの大手2社も成田-ウラジオストクの直行便が就航します。
ちなみにウラジオストク行きのチケットを探すならスカイスキャナーが便利ですよ。
飛行機:東京⇒ウラジオストク
成田国際空港
成田国際空港からウラジオストクは定期便が毎日運航している。
ウラジオストクまでの所要時間は2時間半から3時間程度。
・ANA:週2便(2020年3月~)
・JAL:毎日運航(2020年3月~)
・S7航空:週4便
・オーロラ航空:週3便
飛行機:大阪⇒ウラジオストク
関西国際空港
関西国際空港からウラジオストク行きは、S7航空が週一便で運航している。
ウラジオストクまでの所要時間は2時間5分と、成田空港より向かうよりも若干短い。
フェリー:鳥取⇒ウラジオストク
時間に余裕があれば船でウラジオストクへ向かうことも可能です。
鳥取県の境港から韓国の東海経由でウラジオストクまで、週一便で国際フェリーが出航しています。
国際フェリーでウラジオストクまで船旅というのも旅風情があっておもしろいでしょう。
【DBSクルーズフェリージャパン】
① 往 路
堺港 土曜19:00発 ⇒ 東海 日曜09:00着
東海 日曜14:00発 ⇒ ウラジオストク 月曜15:00着
② 復 路
ウラジオストク 水曜14:00発 ⇒ 東海 木曜10:00着
東海 木曜18:00 ⇒ 堺港 金曜09:00着
ロシアの電子簡易ビザ
ロシアの入国にはビザの取得が必須ですが、2017年8月よりウラジオストクの空路と航路に限り、電子簡易ビザのネット申請が可能となりました。
入国がしやすくなっていることからもウラジオストク観光の人気の高まりが感じられますね。
電子簡易ビザの申請は下記の手順で行えます。
電子簡易ビザ取得のロシア外務省HP
【電子簡易ビザ申請の手順】
①「申請書入力へ移動する」をクリックする
②パスワードを入力する
③申請番号が通知される
④個人情報を入力する
⑤入国予定日を入力する
⑥パスポートナンバー・メールアドレスを入力する
⑦顔写真をアップロードする
⑧入力内容を確認する
⑨申請ボタンをクリックして完了
ウラジオストクの基本情報
旅行日数
ウラジオストクの街中は徒歩で観光スポットを周れるくらいにコンパクトです。
ウラジオストクを観光するには3泊4日で十分、ゆったり周りたい方は4泊5日がちょうど良いでしょう。
治安
ウラジオストクは、ロシアの中では比較的に治安が良いほうです。
しかし、油断は禁物です。
ウラジオストクを観光で訪れた友人の女性は、”ホテルの部屋に入ろうとしたら知らないロシア人が一緒に入ってこようとした”とか、”ガタイのいい男にしつこく付け回された”という話を聞きました。
ホテルの部屋に入るときは周りに注意する、夜道は下手に出歩かない、といった事は必要でしょう。
また、外務省のホームページで治安情報を確認出来るので、ウラジオストク行きのチケットを取る前や出発前には必ずチェックしておいた方が良いですよ。
通貨・物価
ロシアで使われている通貨はルーブルとカペイカの2種類です。
1p(ルーブル)= 約2円
1p = 100カペイカ = 1.78円(2020年1月現在)
物価は日本よりやや安い程度。
レストランの食事や食品、日用品などは日本より安いですが、ホテルは不足している事もあって若干高めな印象です。
両替・ATM
円からルーブルへの両替はホテルでは出来ないケースが多いので、空港や街中の銀行で両替するのがおすすめです。
ATMは空港や街中にもあり、VISAやMasterCardなど国際ブランドであればキャッシングも出来ますよ。
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